気象庁地震予知情報課

東日本大震災で津波被害を受けた岩手県宮古市の田老地区で、津波が陸地をはい上がった高さ=遡上(そじょう)高=が37.9メートルに達していたことが4日までに、東京大地震研究所の都司嘉宣准教授らの調査で分かった。国内最高値は1896年の明治三陸地震の際に同県大船渡市で観測された38.2メートル。今回の津波被害がさらに大きかった地域では、過去最高値を更新する可能性があるという。
 調査では、田老地区の海岸線から約200メートル離れた斜面で、木くずなど津波の痕跡を発見。測定の結果、この地点は津波当時、海面から37.9メートル高い位置にあったことが分かった。斜面の手前には消防車も流れ着いていた。 

政府は5日、エネルギー供給の円滑化などを盛り込んだ規制・制度改革の基本方針をまとめた。8日に閣議決定する。規制改革は財源に頼らない経済刺激策で、基本方針は当初、3月中に決める予定だった。だが、東日本大震災の影響で関係省庁の調整が滞り、焦点となっていた医薬品のインターネット販売解禁といった「目玉案件」は軒並み先送りされた。

 閣議決定するのは、政府の行政刷新会議(議長・菅直人首相)の分科会がまとめた規制緩和など135項目。今年度中に具体的な制度設計を検討し、順次導入する。

▼参照サイト▼

2011年11月25日

このページの先頭へ